けいしーえすせんたーたかのせじゅついん

KCSセンターたかの施術院

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〒606-8103 左京区高野西開町48-2 リバーサイド高野1F
☆当院はカナート洛北とイズミヤ高野店の間にあります.
お知らせブログ
UPDATE: 2017-04-03 23:58:59

思っていたより、よくなかった真実、受動喫煙。


当院が対象とする筋骨格系の内容とは違うが、
健康に関わることなので書かせていただきます。


◆他人のタバコの煙を吸わされる受動喫煙。


この問題をどう規制するのか、今、国会で議論中!
というか、全く違う問題で止まっている。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、
屋内完全禁煙の法整備がWHOやIOCから後押しされ?
進められている様だ。ロンドン・リオと完全屋内禁煙で
あったことより日本にもその流れが・・・。
何と!日本は、屋内の受動喫煙対策は最下位レベル。
(逆に屋外の評価は良い)



◆では一体、受動喫煙の何が問題なのか?


健康リスクが確実にも関わらず、子供やタバコを吸わ
ない方が自分の意に反して煙を吸わされてしまう現状。



◆健康被害とは?


昨年2016年8月31日国立がんセンターからの発表。

受動喫煙による健康リスクが「あるらしい」から
「確実」と確定的なエビデンス(科学的証明)の
報告である。



◆その健康リスクは?


◎受動喫煙が無い方に比べ、約1.3倍。
◎人口にして、毎年約1万5千人が受動喫煙に
よって死亡する方が増える試算だ。

もしあなたやあなたの大切な人がこの中に入ったら、
あなたは納得出来るだろうか?



◆受動喫煙による具体的な被害は?


「肺がん」が想像されるだろう。実は、肺がんに
加え、さらに心臓病や脳卒中、小児喘息、乳幼児
突然死症候群なども関係しているのだ。



◆法案の行方は?


しかし、屋内完全禁煙は飲食業などでは死活問題との
切実な声もある。広さが30平米未満は対象外となる
様だが、もう少し広いところはどうなるのだろう?

議員さんも愛煙家から嫌煙家まで様々。
さて、どこまで法整備を行うのか?難しい選択
であろう。

私は、タバコを吸わないので強くはいえな
いが、これだけ健康リスクが明確なら、屋内禁煙化も
柔軟に進められるのが望ましいと思う。

カテゴリー:その他
UPDATE: 2014-10-18 15:26:46

2 ぎっくり腰!改善の5つのポイント




こんにちは、姿勢矯正のKCSセンターの田村です。
今回は“ぎっくり腰とは?”の続編です。

   痛いのはイヤ。早く良くなりたい! 
   ぎっくり腰を早く治したい!っと誰しも思うもの。

ぎっくり腰は、ポイントを押さえると、格段に負担は軽く、早く自分で治せます。というより、体を良い状態においてあげると、勝手に回復できるのです。このことを、一般に、自然回復力や自然治癒力といわれています。



*******************************************************
★ただし、チェックが必要なことがあります。
  自分で治せるものと、そうでないものがあるからです。
*******************************************************
【腰痛を自分だけで治そうと思わないほうがいいもの】
突発的な事故やけが、スポーツ障害、などの外傷は、組織の損傷を伴っている可能性があります。また、また、熱があったり(炎症・感染)、悪性疾患や内臓の異常と思われる場合も、ご自身だけでは危険ですので、判断がつかないものも含め医療機関への受診が必要です。
また、慢性難治性化したタイプは、悪循環になっています。ここまで来たらとても時間がかかりますし、「もう治らないかも?」といわれる方も出てきます。あなただけの努力では手に負えないことが多いと思います。





あるお客様より
「ぎっくり腰を自分で早く治す方法はありますか?」っと
よくある【質問】を頂きました。

【答え】は「正しく対処すれば可能です」といえます。

ぎっくり腰と一口に言っても、人それぞれ程度や種類、原因など異なります。
お知り合いの方が、3日でよくなったのにどうして自分はよくならないのか?と思われるかもしれません。
しかし、1ヶ月以上苦しむ方、半年たっても調子が悪い方もおられます。
➡したがって、『自分にとって、本来より早く改善することは可能』という意味にとらえてください。

どんな問題でも、「こうするといいですよ」というプラス面と「こんなことすると悪くなります」というマイナス面があります。

そして、ぎっくり腰では、このマイナス面が結構あります。多くの方は、知識が無いことにより、改善させるというより、生活の中で悪化させていることが少なくありません。普段の何気ない動作などで「あ痛っ!!!またやってしまった!」となったとき、改善を遅らせる問題が発生することが多々あります。例えば、なおりかけているぎっくり腰で、大きなクシャミをしたら、また同じ所が痛くなってしまった、など。
◎知識をつけて、出来るだけ悪化させないようにすると、生活の中で痛みも少なく、本来より早めに改善に至る可能性は高くなります。


  
しかし、覚えておいて欲しいことがあります。腰痛は体質のようなもの。たとえ痛みは消えても、腰痛になりやすいお体になってしまっていることです。一般に再発は約60%です。一度腰痛になったら、後からでもいいですから、腰痛専門の所へ行って、カイロプリント等の姿勢検査をお受けになられてお体のチェックを行い、その上で腰痛体質をキッチリ改善させておくことをお勧めします。結果的に、一生涯でみたときの腰痛にかけるお金と時間を節約できます。





では、自分で行う、ぎっくり腰!早期改善
のためのポイントをお伝えします。



【ご注意】


このポイントを試していて、自分で出来る範囲を超えてるかな?っと感じられたら、自分だけで無理に対処しないように。姿勢矯正など専門の所へ行ってくださいね。



ポイントは5つ!!
以下、ご覧下さい。



 ① 体を真っ直ぐ立てる

 ② 動ける範囲でムリせず動く

 ③ ゆっくり

 ④ 重たいものはNG

 ⑤ その他 プラスα



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では、一つずつ見て行きましょう。



①  体を真っ直ぐ立てる とは?


やはり大切なのは姿勢です。
体が傾かないように胴体の部分を真っ直ぐにするのです。

ぎっくり腰になると、痛いところをかばった姿勢になります。
この話を聞いて多くの方は、
「えっ 傾いている姿勢は痛みが出ないように無意識でしているの」
っと誰しも、びっくりします。
実は、悪いようにみえるこの姿勢は、痛みが出にくい姿勢です。
しかし、注意が必要です。
この姿勢が長くなると、この姿勢自体が新たな腰痛を生むことがあります。「右が痛かったのに、左も痛くなってきた」など。体を真っ直ぐにすると痛みが出るかも知れませんが、体の負担は少なくなり、トータルでみると改善は早まります。でも、ムリをしないようにしてください。


【姿勢のチェック】
ぎっくり腰になったとき、
貴方の姿勢を鏡や姿が映る場所で見て下さい。
背中や腰が丸くなっていたり、体が横に傾いていたりなど、
よい姿勢とはいえないことが多いですね。

【やり方は】
まず、鏡を見て、自分の姿勢を確認します。
正面・側面から見て、傾いている方向は
どちらでしょうか?
それを戻す方向にゆっくり体を立てて下さい。
痛いですね。
 【最初はもちろん、完全でなくてもいいです。】
直立に少しずつ近づけるのです。少々膝が曲がっていても結構です。
これが基本形です。


でも、痛みのキツいときは、絶対、無理をしないで下さいね。
無理は、確実!に悪化につながります。






②  動ける範囲で動く とは?



2番目の 動く ことです。

つい最近まで、医療業界では、ぎっくり腰は、絶対安静!!で動かない方がよいとされてきました。

しかし、現在は、というか2012年より、医療の分野でも、
「動ける範囲で動いた方がよい」と変わってきました。
それは、腰痛に対するガイドラインが出たからです。
過去の多くの文献(論文)を基にガイドラインが作成されました。
科学的な裏付けにより、どうすれば一番良い選択が出来るか
という医療機関における診療の指針です。


  
   ※ 2012腰痛診療のガイドライン(整形外科学会)によると、
   「安静は必ずしも有効な治療法といえない」「痛みに
   応じた活動性維持が有効」と示されています。





実は、カイロプラクティックは100年以上前から、
姿勢矯正の分野でも30年以上前の過去より、
ぎっくり腰は、動いた方が改善が早いと、
日常生活の中でも動くことを奨励してきております。

じっとしている時間が長くなればなるほど
体が固まって、次に体を動かすときに痛みが出やすいという経験をされた方も多いはずです。

そうでう。あまり痛くない範囲で体を動かして下さい。
でも、1番目の、よい姿勢! 体を真っ直ぐ立てて!
を忘れずに! 


さらに、動かすときに コツがあります。
それが、3番目のゆっくりです。



③  ゆっくり とは?


  
ぎっくり腰の時は、痛みや運動制限で
全く動けないこともあります。
もちろん素早くは動けません。
それは、体の防御機構が働いているからです。
この、体の自然の摂理は守らないといけません。

しかし、
しないといけない事柄があったり、
とっさの時の体を動かしたり、忘れていたり、
無意識に素早く動いてしまうことあります。
あ痛ててて・・・

これを出来るだけ避けたいのです。
痛みが出たときに、腰部に新たな悪化部位が
生じるかも知れませんから。

全ての動きを、スローにすることがポイントです。
痛い!と思ったときに体の動きをスグに止めれるからです。


いかがでしょうか?
今まで、「体幹を直立にして」「ゆっくり」「動く」ことを
お話ししてきました。

例えば、具体的にどんな時にするのかといえば、

 *イスから立ったり座ったりするとき、
 *床に座ったり、床から立ったりするとき、
 *ベッドや、布団に寝たり起き上がったりするとき、
 *歩いているとき、階段の上り下りのときなど。
 *デスクワーク、パソコンをしているときは致し方ないですが
  そこから立ち上がるときは直立姿勢を保ちます。
  この様に、様々なシーンで、必要なのです。

多くの方は、就寝のため寝転ぶとき、辛いとおっしゃられています。
ベッドに寝転ぶのも痛いですが、まだ床と比べるとマシです。床に比べると、腰への負担は格段に少ないです。しかし、日本では床に布団を敷いておられる方が多いです。
ベッドなら座るまででいいですが、床は一度しゃがむレベルまで体を落として行く必要があります。

詳しくいえば、床に敷いた布団に寝るときは、出来るだけ直立を保ち、膝を曲げて行きます。
脚力や体幹の筋力が足りない場合は、何かにつかまりながら、ゆっくりお尻までつきます。
そこからは、腕で体を支えてゆっくり横向きに寝転んで下さい。
立つときはその反対です。
最後には、寝転ぶ段階で、体幹は傾き、痛みは出やすいですが、最後のプロセスは致し方ないです。上手くお尻をついてから、傾くのです。出来るだけ、体幹の直立を保つことです。

正座が得意な方は、お尻まで付く代わりに正座をして、手を膝について手を前方にずらしながら段々と前かがみをし、最後は横向きにゆっくり寝転びます。

寝ている姿勢は、痛くない姿勢を探してください。横向きで、ちょっと丸くなって寝る方がいいかもしれません。一般に、寝返りを多めにする方が朝起床時は楽です。


上手く出来れば、生活の中で、悪化させることを防げます。


さて、次には4番目の 重たいものはNG です。



④  重たいものはNG とは?


  

ぎっくり腰になった時、
自分の体も支えることが難しいのに、
重たいものを持つのは、よくありません。

当たり前ですね。

一時的にでも、出来るだけ持たないように
して下さい。
それが、早期改善のコツです。
ある程度、改善してきて自信がついたら
何でも持てますし、持ってもかまいません。

しかし、ぎっくり腰の有る無しに関わらず、
60代以降の女性は、普段から重たいものは
持たない方がいいです。私の持論です。
個人差はありますが、男性と比し、骨格の作りが異なり、
重たいものを持つには適していません。

重たいものを持つと、本来より
じわじわと、椎間板や椎体(背骨)がたくさんの圧縮を受け
早く縮んでいきます。
身長も男性より早く縮むのですが、重たいものを持つ
習慣があると、本来より早く変形などが起こりやすく
なると想定されます。





⑤  その他 プラスα


  
この項目は、それ程強い影響力はないが必要であること「5つの事柄」について書かせていただきます。

(1) ぎっくり腰は、冷やす?温める?どちらがよいのか?
例えば、貴方の歯の親知らずが赤く腫れて炎症を起こしています。
触ると熱く、ズキズキ・ジンジンと痛いです。
温めますか?
多分冷やすでしょう。
腰部も同じです。炎症があれば、冷やした方がいいですね。
詳しくは、下記のURLの過去のページをご覧下さい。
「腰痛は、冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?」
⇒ 腰痛は、冷やす?温める?


(2) コルセットは?
一般に、痛みが強いとき、一時的な使用は、推奨されています。
どうしても、仕事に行かなければならない。
どうしても、運転しないといけない。
どうしても、子供のおむつを交換しなければならない。
・・・などなど、強い味方となるでしょう。
コルセットは、軽度~重度まで種類がありますので自分に
合わせること。
コルセットは、装着し続けないことが大切ですが、
どこでやめるか?などは、専門家の意見を参考に
してください。

(3) ストレッチングは?
筋肉や筋膜などの原因の場合には、改善を早めます
が、適切な指導者の下で行う方が安全です。
無理なストレッチングは控えてください。
ご自身で、痛くない範囲を探りながら、ゆっくり
伸ばすのはいいです。

(4) 自分でマッサージは?
強いマッサージは、逆効果となります。
ゆっくり軽めのマッサージで、筋肉や筋膜などの
要因がある場合は、効果がある場合もありますが、
難しいです。
外傷性など炎症を起こしてる所をマッサージは
避けてください。

(5) ストレスが掛かりすぎ?
ストレスは、悪化要因です。
家の中で、痛みと向き合っていては、改善しにくくなります。
外に出て、友人や知り合いと会ってしゃべったり
チョットでも腰痛のことを忘れている方がいいですね。
        

以上、簡単にぎっくり腰の自己対処法のことを述べさせていただきました。
腰痛自体が、多岐にわたり、様々な事象がありますので
全てを書くことはムリで、ほんの一部の説明となります。
また、分りやすくするために簡単にさせていただきました。

しかし、大切なのは、今のぎっくり腰が悪化しないように、また
治りにくい慢性腰痛に移行しないようにすることです。
そのためには、専門の所で、ご自身の状態を教えてもらい
適切な指導を受けることをお勧めします。

このブログは、ぎっくり腰について書いていることの2番目です。

「1 ぎっくり腰とは」 もご覧下さい。
⇒ ぎっくり腰について 1 ぎっくり腰とは?

 
◆******************************************************************
情報過多の現在、このブログを見て頂いたのも何かの縁です。
ここに書かれていることをヒントに、よくなって頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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☆また、「どこでしているのですか?」と、当院についてお問い合わせがありましたので、店舗情報を掲載致します。(エキテンのホームページです。)
カテゴリー:その他
UPDATE: 2014-10-10 17:02:18

ぎっくり腰について



あ痛たたた~~っ・・・こんな時に、腰が!!!
私も経験者ですが、やはり”ぎっくり”は、辛いですね。

日常生活に多大な支障を来たし、
こんなに痛くて動けないのに、
レントゲンやMRIでは異常なしといわれ
一体どうなってんの?と思われた方も多いはず。

特に、最近寒くなり始めた”季節の変わり目”の今、
風邪を引きやすくなるのと共に、
この”ぎっくり腰”でお困りの方が増えておられます。

こんにちは、姿勢矯正のKCSセンターたかの施術院の田村です。

お客様より、ぎっくり腰について、質問を頂いております。
たとえば、



 ぎっくり腰って一体何?
 キッカケはなかったがぎっくり腰?
 原因は?
 痛みはすぐ消えるってホント?
 再発があるらしいけど?
 根本的に治したい!
 クセになるって?
 こんな辛いのは、もう嫌! 予防はできるの?

・・・など、これらは一部ですが、その他、疑問は多く寄せられます。




そこで、ぎっくり腰について、分かりやすく、お伝えしたいと思います。
早く改善したい!慢性化させない!しっかり予防する!などは
正しい知識が不可欠です。

腰痛は、原因・要因は人様々です。
したがって、その対処法も自ずから変わってきます。
その方にとって、正しい対処を施せるかどうかによって、
その後の「腰の健康」は変わります。

これから
このブログでは、以下大きく3つに分けてお話しします。



1 ぎっくり腰とは?
2 ぎっくり腰への対処法
3 ぎっくり腰の予防法

  

まず今回は1回目の、「ぎっくり腰とは?」です。




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1 ぎっくり腰とは?



  
”ぎっくり”という言葉から、急になった
キツ~イ痛みの腰痛のイメージがあると思います。
「魔女の一撃」と表現されるように、重症の腰痛
のことを、一般的には指します。
でも最近は軽いものも含まれる傾向です。

医学辞書を引いてもぎっくり腰は載っていないことが多いですね。

ではぎっくり腰とは?

 ぎっくり腰は、急性腰痛の俗称なのです。


 腰痛には、急性と慢性があります。一般的にはこの2タイプが使われています。
急になって痛くてしょうがないのが急性。
そのつらい急性期(時期)を過ぎて、痛みの程度は低下したものの、ず~っと、痛みが続くのが慢性タイプです。 どちらも嫌ですね。先ほども申しましたが、ぎっくり腰は、急性タイプに入ります。


*******************************************  
     ※日本では、2012腰痛診療のガイドラインがあります。
       腰痛の定義では、急性・亜急性・慢性と3つに分類。
       急性腰痛は、発症より4週間以内のものを指します。
********************************************



ぎっくり腰は、発症から数日ぐらいまで、長くても1週間ぐらいまでのものを指すようです。


◆急性腰痛なのでそれまでは悪くなかった?


  
急性と聞くと、それまでは全く正常で、その時初めて悪くなった様なイメージがありますが、違います。確かに、事故やケガなどの外傷性などの場合は、それまでは悪くなかったかも知れません。 ▼ほとんどが、慢性的な腰の不調状態がベースにあるのです。


腰は、要(かなめ)の場所。チョット位負担が掛かっても
悪くなりにくいように、出来ています。その強靱な腰が悲鳴をあげるのは、よくよくのことです。腰への負担が、溜まりに溜まっていたと考えられます。
したがって、発症は、チョットしたキッカケでも発症することがあります。

 ▼腰という大黒柱が、チョットしたことで腰痛が発症するのは、体の自己改善力や健康力が低下しているともいえるでしょう。

クシャミだけでぎっくり腰になることなど、考えられませんから。




◆ぎっくり腰とは、一体何なんだ?と思われるでしょう。


  

実は、様々です。
原因や要因、痛んでいる箇所の違いなどにより、症状の出方や経過など、様々なところで異なります。では、レントゲンなどに病気や疾患として写ってこないことが多いぎっくり腰の痛んでいるところ別の説明をさせていただきます。(腰痛は多彩なので、その他もたくさん有ります。)

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【①筋肉・筋膜の痛み】
多くは、筋肉・筋膜などからの痛みです。
「首の寝違え」や「こむらがえり」の経験のある方も多いはず。それの強いやつが、腰の所で起こっていると思ってください。
寝違えで、首の痛くなっている筋肉を伸ばすと、あ痛たたっとなりますね。
すなわち、筋肉のツリです。筋スパスムともいいます。

”こむらがえり”が腰にいる状態です。
ふくらはぎは、大体1分以内で改善されますが、
腰の場合は、一度痛くなっても、中々すぐには
緊張が取れないことです。

筋肉のツリも、甘く見てはいけません。急激な筋収縮により筋や筋膜に傷がつくこともあります。強いものは”肉離れ”のような状態。内出血を伴う場合も。さらに炎症をともなって、局部が熱を持つ場合もあります。

そして、筋肉の外側を取り巻いているのが筋膜です。筋膜に異常電位が発生(帯電)して痛みなどの刺激を感じます。この時、筋膜は皺ができたようになっている様です。


  
*********************************************
【②関節の痛み】
腰の関節からの痛みもあります。
腰の骨と骨の間のクッションである椎間板は、関節ではありません。
関節は、椎体の後ろにあり、椎間関節といいます。
この椎間関節に、本来の方向以外の力学的負担が掛かった時に発症しやすいのです。例えば、椎間関節に負担が掛かりやすい腰の反りすぎ姿勢で、体にご自身の対応力以上の負荷が掛かり続けると、なりやすいです。
椎間関節は、膝や肩と同じような関節構造を持っています。
膝や肩も負担のかかる使い方をすると傷めるのと同様、腰の関節部を痛めることがあり、程度が強い時は炎症を伴うこともあります。

**********************************************
【③椎間板からの痛み】
椎間板ヘルニアという病名で知られている”椎間板”。
でも、その構造はあまり知られていません。
椎間板の構造は外側と内側の二重構造からなります。
1つは外側の線維の層。24~36層といわれている線維からなる”線維輪”です。もう一つは、半液体の層。内側のゲル状成分の”髄核”といいます。たとえて言えば、ゲル状の液体の入った風船の様ようなものです。
この構造からなるクッション性がお体の負担をうまく受け止めてくれるのです。
クッションである椎間板にも神経が通っています。といっても外側の線維輪で、しかも、最外側に近い部分のみです。

椎間板が、負荷を受けると傷つくことがあります。
当然神経のある部分は痛みが出ることがあります。

さらに、椎間板が飛び出すのがヘルニアですが、
正確には、内側の髄核が飛出し神経圧迫を起こし、
下肢などに症状が出てくると椎間板ヘルニアです。
別名、髄核ヘルニアなどといいます。
椎間板ヘルニアは、症状は下肢に出ます。
ヘルニアで腰痛は、少ないのですが、髄核が飛び出すということは、線維輪が傷ついる証拠です。少ないとは思いますが、新鮮な損傷であれば、神経の通っている線維輪の所から痛みを出して、腰痛になってもおかしくないと思います。

ちなみに、髄核がゲル状なのは若いうちだけ。
老化とともに、体のあらゆる所から水分は抜け、髄核の水分も同様に減少し、個人差はあるものの、60歳以降はほとんど水分はありません。
骨と骨の間が狭くなるのは、こういった自然の老化現象もあるのです。
したがって、シニアになると、(髄核)ヘルニアは、起こらなくなります。

一方、外側の線維輪が飛び出した場合は椎間板症といわれます。
椎間板は、過度の圧縮とねじれに弱いといわれています。
普通の屈伸では起こりえない椎間板の損傷も、圧縮+ねじれを伴った運動で何らかの負担が掛かりやすいのです。
ここからも腰痛がでてもおかしくないと考えます。

**********************************************
【④仙腸関節の過負荷】
仙腸関節は、とても小さな可動域の関節です。
ほんの10年程前まで、お医者さんでも動かない関節と思っておられる方がいるほどです。
この関節は、上半身からの負荷を受け、股関節と共に下肢から入ってくる力を上手く吸収し
ます。この関節が、ほんのちょっと、機能低下するだけで、人は上手く立てなかったり歩けなかったりします。
二足立位・歩行の人間にとって、この力学的負担は大変問題となります。
当然、体の機能低下を作り、体を損傷から守るために、SOSとして痛みをだしたり、運動性を制限させることもあると考えられます。
この時、出た痛みは、仙腸関節部以外の腰に痛みが出ることも少なくありません。

**********************************************
【⑤股関節の痛み】
股間節は、膝と同様、下肢に掛かる負担が大きくなると負担がかかります。多くは、子供の頃から股関節の問題(先天性(発育性)股関節脱臼や臼蓋形成不全など)がある方が多いのです。股関節が痛いのですが、たまに腰が痛く感じることがあります。
股関節の関与を否定できない腰痛の方に対し、股関節まで入る大きめの
レントゲンを撮って確認されるお医者さんもおられるようです。



いかがですか。様々ですね。

でも、ちょっと気をつけた方がよいタイプもあります。
それを以下に、少しご紹介します。


◆外傷性


 
中には、スポーツや事故やケガなどの外傷性で筋や筋膜に
傷がついたり、骨折や靭帯、椎間板などの損傷をともなって
いる場合もあります。
「あっちょっとひねった」と、軽いものでしたら、
ネンザ!、靱帯が少し伸びている、あるいは、
ほんの一部断裂している程度で済みます。

しかし、損傷の程度が強いと
これはもう、ぎっくり腰の範疇ではありません。
外傷性は、まず医療機関で診てもらってください。
また、家の中で、重たい物を持ち上げたときや、転倒して腰を何かで
強打した場合で、重度な場合は、外傷性と同様で、注意が必要です。




◆シニアの女性は”圧迫骨折”にご注意



シニアの女性は、圧迫骨折の危険性があります。重たい荷物をぐっと
持ち上げたら、背中が「グギッ」となってしまった、など。
また、尻餅をついたり階段ですべって尾底骨を強打したり
などを当日~数週間前に経験して発症することもあります。
また、圧迫骨折の中でも病的骨折がります。何も60歳以上の
女性とは限りません。骨に転移しやすい悪性疾患をお持ちの
方は主治医よりある程度想定されておられますが、全く
そうでない方は、発見が遅れる傾向です。こういった問題を含め
医療機関で、原因を診てもらい、どこも悪くなければ
単なるぎっくり腰のことが多いですが、そうでなければ、
お医者さんの指示に従って、適切な処置を受けたり
安静にしておく必要があります。

   元々、女性は男性に比し、筋骨格系が弱いのです。
   一般に、運動を全くしていない男性で80代でも、
   重たい物を持っても結構平気です。
   でも、同様に女性が日頃運動していたとしても、
   重量物を持つとお体を痛める場合があります。
    一度圧迫骨折をすると元には戻りません。
   したがって、60代以降は、重たい物は、全て男性に
   持ってもらう様にしてください。
   当院では、必ずこう指導しております。




いかがでしょうか?様々ですね。
腰痛が1つだけの原因・要因で、”コレダ!!”と決め付けられないのは
先ほどの痛んでいるところが複合的にある可能性もあるからです。
というより、強い腰痛や慢性化、再発例などの場合は、
複合的に起こっていると考えられるケースが多いのです。




では、少し元に戻りますが、痛みがどこに届いているのか?
どこが痛みとして表現されているのかを、ここでは簡単に見てみます。


◆どこが痛くなる?部位は?



「腰は痛いが、太ももの前も痛い!」
何でこんな所が痛いのか?と不思議なことも多いはず。
腰痛は、腰・骨盤・臀部(おしり)・背中(上腰部)・股関節部
・大腿部・下腹部など、人により、時により、様々な痛みが
存在します。
また、痛みに耐え、脂汗をかきながら、しばらく痛みを我慢していると、
無意識に体に力が入り、背中や肩まで痛くなったり、
さらにストレスで、肩こりや頭痛になったりと全身に影響がでることも。
どうして、人により、時により、腰痛の場所が様々なのか?
それは、悪くなっている箇所や原因が違うから、自ずから症状も異なるのです。




それでは次に、ぎっくり腰は、キツ~イ腰痛なので多くの方が持たれている
イメージと違うところを見てみます。

キッカケです。




◆ぎっくり腰だから、キッカケはあるだろう?



先程、キッカケのないタイプもあると申しました。
実は、ハッキリしたキッカケのある場合が全体の半分。
残りの全体はよく覚えていないや、段々痛みが強く
なってきたタイプなどがあります。

「体を伸ばそうとしたらギックリいってね」
「後ろに振り向いたら、腰がグキッといってから動かないんだ」
とキッカケがあるタイプ。

一方、
「朝起きたらチョット痛かったけど、段々痛くなって
全く動けなくなった」
「何のキッカケも原因となるようなことも全く覚えがない。」
など、キッカケがないタイプ。

キッカケがないからといって、軽い腰痛とは限りません。
とても辛いキツイ腰痛もあります。
一方、キッカケがあってもそう大した腰痛でないことも
しばしばあります。




次に、多くの方が誤解していることについて述べます。





◆ぎっくり腰、すぐに自然に治るといわれているが?



そうです。
ぎっくり腰の痛みは、数日~数週間で消失します。
というか痛みだけが消える方が多いのです。
しかし、この中で、数週間経っても、さらに数か月経っても
中々治らず、慢性の腰痛に移行する方もおられます。


そして大切なこと。
ぎっくり腰の痛みは消えても、原因自体が、体の中に残ったことが多いこと。
過去に、腰痛を起こした方の腰の部分を触診すると、大概、過去の腰痛を想定させるような関節の不調を感じ取ることができます。その部分の関節群を押して動かそうとする時に出る痛みは、ご本人も気がつきます。

すなわち、痛みは消えても、原因・要因は残ったままなのです。

だから、腰痛は再発しやすいのです。





◆腰痛の再発について



一般に、腰痛は発症後1年以内に60%は再発するといわれています。
(慢性化してなおりきっておられない方も含みます。)
大きなぎっくり腰で、痛みのあった期間も長ければ、
負担のかかる部分は増え、より再発しやすいでしょう。

それと、腰痛を起こしやすい環境や習慣で腰痛になったので、その環境や習慣で過ごす限り、ぎっくり腰になる可能性は十分あります。

したがって、この再発しやすい環境と習慣の中で、同じように過ごしていると、負のスパイラルに行く方がおられ、あたかも

クセ

のように感じるのです。本来、人間は、自然回復力があって、改善するのですが、その改善する能力が低下することにより起こるのでしょう。
大切なのは、こじらせてクセ(難治性)にならないようにする必要があります。

「根本的に治してほしい」は多くの患者さんからの願いですが、慢性・難治性になれば
なる程困難になります。長年の組織の小損傷が重なったり、変形が伴って来たりで
症状が何とか我慢できるように抑える対症療法をまず行うことが多くなります。

要は、そこまで悪くしない生活習慣をしっかり身に付けることです。
そして貴方にとって、もう一度、貴方にとって、正しい知識を学ぶことが必要です。





◆ぎっくり腰の原因は?



 床に落ちている物を拾おうとしたら
 急に後ろを振り向いたら
 重たい荷物を運ぶ仕事だから
 引っ越しをしたから
 子供のおむつを替えていたら
 クシャミをしたら
 パソコンをしていて急に立ったら
 猫背が強いから
 ゴルフのフルスィングで腰をひねったら・・・
など、さらに

 最近、寝不足が続いているから
 最近、冷えをよく感じる
 最近、仕事が立て込んで忙しくしているから
 最近、ストレス多いから
 さらに
 元々姿勢が悪いし
 右側の足が3cm短いから
などなど、お客様の思いつかれる原因は様々ですね。

でも、これは、

原因ではなく、実はキッカケです。




◆原因は、生まれつきの素因と生活習慣?



原因と考えられるもの。
それは、先天性素因と生活習慣です。

1つは、生まれつき腰痛になりやすい体であること。
誰しも体の中で弱いところはあります。
たまたま腰が弱いかどうか、
元々どういった姿勢の素因を持っているのか?
などが挙げられます。
先天的に、筋骨格系が脆弱であったり、腰椎や腰仙部に奇形(結構あります)、生まれつき分離症、左右の下肢長が異なる・・・など様々な負担が掛かる因子があります。
これらがあることにより、無い方に比べ不利です。
しかし、適切な対処を行うことにより、全く腰痛に悩まない生活も可能です。
当院も、そういった適切な対処・予防を自己と当院で行うことにより、とても腰や全身が健康な方がおられます。


そして、私たちが、

最も重要かつ改善目的としてるのが
「生活習慣」です。
腰痛は、生活の中で作られているといって過言ではないでしょう。

ある意味、自分で作っているともいえます。
だから、知識がつけば自己改善出ます。全てではないですが、出来る範囲は確実に増えます。



 どんな姿勢?
 どんなクセ?
 どんな体の使い方?
 ストレスは?
 仕事・家事・趣味・スポーツ・・・など様々です。

そして、
生活習慣の中で結構大きなポイントを占めるのが姿勢です。
日頃どのような姿勢で生活しているのか?

 猫背?
 出っ尻?(言葉が悪くてすみません)
 ソリ腰?
 側弯?(体が横に曲がっている)

などなど、姿勢がぎっくり腰になりやすい要因と
なっている様に感じられると思います。

ぎっくり腰になるのは、キッカケだけでなく、そのベースとなるお体の状態や生活習慣が大きく関わっています。これらを、ちゃんとした対処を行うかどうかにより、天と地ほどの差が出てくると思います。腰痛ぐらいと甘く見ず、正しい知識と早めの対処をおこなうことをお勧めします。

どうすれば、正しい対処ができるのか?
それは、次回以降をご覧下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、

「2 ぎっくり腰への対処法」

を書かせていただきます。



よろしければ、以下もご覧下さい。

「2 ぎっくり腰改善のための5つのポイント」 もご覧下さい。
⇒ 2 ぎっくり腰改善のための5つのポイント

腰痛について、「冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?」もご覧下さい。
⇒ 腰痛は、冷やす?温める?

 
◆**************************************************************
情報過多の現在、このブログを見て頂いたのも何かの縁です。
ここに書かれていることをヒントに、よくなって頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
***************************************************************





【付け足しとして】
腰痛について、私たちが理解しにくい一因をご紹介します。
私の他のホームページですが、よろしければご覧ください。
⇒ 腰痛の不思議。レントゲン写真から ※あなたがお知りになりたい項目”4番目”を選択ください



◆「どこでしているのですか?」と、当院についてお問い合わせがありましたので、店舗情報を掲載致します。(エキテンのホームページです)
カテゴリー:その他
UPDATE: 2013-06-18 16:23:31
★腰痛のお話①(よくある質問より)
【テーマ:腰痛には、温めた方がいいのか?冷やした方がいいのか?】


こんにちは
腰痛・肩こりなどに対する姿勢矯正を行っております
KCSセンターの田村です。


腰痛。辛いですね。
 
私も過去に、2~3カ月に1度、腰痛の発症を繰り返す
“腰痛体質”と云っていいのか? そんな体でした。

どうすれば?といろいろ考えました。

自己対処法ですね。

自分自身の腰痛への正しい知識や対処法を身につけることは、
医療機関やカイロや整体などに掛かる掛からないに関わらず
大切です。

今回のテーマにしている
『温めた方がいいか?冷やした方がいいか?』という
よくある患者さんからの質問もその対処法の一つ。

この問いは、専門家でも意見が分かれています。


各国の腰痛ガイドラインやお医者さんのホームページ、各種の治療家の方々
の種々諸説があります。

それは、腰痛自体の原因が完全に解明されていない。
腰痛には、様々なタイプ・時期の腰痛があり、単純に判断しにくいことも
理由として挙げられると思います。



私の患者歴7年、カイロの臨床歴19年の経験からのあくまで私見ですが
温めた方がよい場合と冷やした方がよい場合があり、タイミングによって
は逆転することもあると考えております。



前半は、私の私見を書かせていただき、
後半はエビデンスについて軽く触れさせていただきます。



▼実は、私自身も、過去に、この件で、間違った対処法を経験しています。


*私の腰痛対処の失敗談*
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20数年前の話です。

私の腰は、調子が悪くなってきたなと感じるサイクルが、
定期的にありました。(腰痛の前段階)

そんな時、お風呂に入って、じっくり腰をお風呂で温めるのが
私の対処法です。

実際の効果は、ほんの少しでしょうが、心理的にはグッドです。

だから、暖かいバスタオルやホットパックで局所を温めるより
首から下をお風呂でじっくり温める方が私にはよかったのかも
しれません。

ところが、2月のとある寒い日、ぎっくり腰をまたやって
しまいました。
その時の腰痛は、いつもと違って、かなり重症。

腰だけでなく、太ももまで痛みがでて、体は少し前かがみで固定され
た感じ。体は伸ばせないし,それ以上前かがみも出来ない。

足が上がらない、靴下をはけないといった『情けない状態』。
普通に移動するのもままならず、日常生活にも支障がでていました。

寒くて冷えだけでも体が固まっているのに
腰痛でさらに体が固まっている感じです。

『お風呂に入って、じっくり温めよう。』

入っているときは、腰の痛みも少し緩和し、気持ちもよく
体の動きも軽やかに。

『やっぱり、腰痛は温めるのがいいんだ!』と自分の
選択を正しいと信じていました。

お風呂からあがっても、腰は少し楽でした。
『おっ、少し歩けるな。』

しかし、1時間ぐらい経過してきた頃から
腰が、ズキズキしてくるではないですか。

その後、どんどん痛みはひどくなってきました。
『一晩寝たら何とかなるだろう』

ところが、翌朝、腰の痛みは改善していないどころか、

前日と違って、倍ぐらい悪化した感がありました。

会社はしかたなく休みました。

                   失敗談 おわり
--------------------------------------------------------------------------------------

 私のようなケースは、特殊であったかもしれません。
 ただし、一人の人間が起こったことは、他の方も同じような
 ことが起こる可能性は有ると思います。


『腰痛の度、温めたらよくなっていたのに今回だけはダメだった』

『お風呂に入ったことで、一時的にはよくなったので、間違ったことを
した訳ではないのでは? 』とも思いました。


一体、どこが悪かったのでしょうか?


いつも温めて楽になっているのに、どうして今回はだめだったのか?


それは、『炎症』が関係しています。


そうです。たまたま私の腰痛は炎症をともなっていたと考えられます。

▼ここまで、長くなりましたが、対処法の目安の1つは

*****************************

  ▼腰痛の対処法として

●炎症がある場合は冷やす。(触って熱くなっている)

●炎症があるかもしれない?場合は、安全のため少なくとも温めない。

*****************************


腰を触って熱くなっていたら炎症がある可能性があります。
そんなときは、シップやアイスパックで冷やしたりすると
ちょっとマシになる可能性はあります。

腰は体の中心部なので、あまり冷やしすぎないように注意し
触ってみて冷えてきたら外したりと、上手いあんばいで
コントロールしてください。

炎症が、有るかもしれないが、よくわからない場合は、
冷やさなくてもいいですから、少なくとも温めたりしない方が
無難です。



▼腰の炎症?は、イメージしにくいですね。
イメージしやすい例があります。
足首のネンザです。

ネンザを起こしたところは、熱を持って、赤く、腫れ、痛みがあります。

温めようと思われる方はおられないと思います。

シップを貼ったり、シップだけでは冷やす能力が低いので、その上から
冷やしたりする方が、何もしないより改善は確実に早くなります。


▼もし、腰が足首のネンザのように、炎症の有無が分かりやすいと
問題はないのですが、判断が難しいです。

したがって、全てのケースでこのときはこうと言い切れませんが
ある程度の判断の目安ならいえます。


▼以下、炎症があると考えた方がよい場合の目安です。

  ----------------------------------------------------------------------------

◆腰痛に強い炎症をともなっていると、痛いところを触ると、
周りよりも熱く感じる。

◆腰に貼った湿布が熱くなっている。

◆事故やケガ、スポーツ障害などの強い症状の腰痛。

◆急性腰痛・ぎっくり腰など、急に発症し、痛みが強い場合。

◆ズキズキうずく。

◆腰の強い筋肉痛(温めない方がいいです)

  その他、様々な場合があると思います。
一般に、急激に起こった強い腰痛や、症状の強い腰痛は、
炎症をともなっている疑いがあります。

---------------------------------------------------------------


▼ちなみに

発症直後~数日の急性期の間は、炎症が強めです。
その後、亜急性期と云って、炎症が落ち着いてくる時期があります。

亜急性期以降は、逆に、温めてやると、血流が増加し、何もしないより
早く改善されるといわれています。


また、腰に炎症がともなっている場合でも、女性の方で足の冷えなどで
夜眠れないなど辛い場合があります。

足浴といって膝から下だけを極軽~く温めると楽になることもあります。
膝から下を温めても、腰への血流は増加しますので温めすぎにご注意。

炎症がそれほど強くないと思われる場合は、シャワーだけかサッと
湯船に浸かり、温もりすぎないように注意して入るのも気分転換で
改善によい場合もあります。



▼次は、温めた方がいい場合のお話です。



▼温めた方がよい場合は

*****************************

●炎症がないと思われる急性腰痛 (判断が難しい場合も)

●慢性腰痛全般。
  (ただし、慢性腰痛がベースに合って炎症を伴った
   急性腰痛になる場合もあり注意)
 
●最初は炎症が合ったが、時間の経過と共に少なくなってきた場合。
  (温めると血流が増え改善が早くなることが多い)

●特に『冷え・血流低下・疲労・ストレスなど』が主体と
なっている腰痛は、温めたら楽になる場合もあります。

*****************************



◆腰痛でも、痛いというより、重い・だるい・違和感・冷えなどと
いった慢性のタイプは、温めてやると楽になることがあります。

◆疲労性の腰痛も温めると、血流が増加し、楽になることも。

◆ストレスなどの心理的な要素の強い腰痛は、お風呂でじっくり
温めるとリラックス効果により、楽になることもあります。


▼注意事項として

◆軽い腰痛であれば問題は無いですが、少し強い腰痛で
 ご自身で判断されるのが難しい場合は専門家にご相談ください。

◆事故やケガ、スポーツ障害などで発症した強い腰痛は、
医療機関に行っていただくことを強くお勧めします。
 

◆中高年の女性で、骨密度が少ない方は、腰椎(腰の背骨)や
胸椎(胸の背骨)が急激な圧迫骨折をしている場合があります。
痛みが強いので医療機関に行かれるでしょうが、炎症が起こって
いるのに我慢して温めて対処されている方もおられるようです。
我慢できず1~2日で医療機関に行かれるでしょうが、その間が
苦痛ですので、早めに医療機関に行かれることをお勧めします。



【補足説明】炎症について

---------------------------------------------------------------------------

炎症とは、体の外から悪い刺激(細菌、ウイルス、
アレルゲン、毒物、薬物、外傷・・・など)
から体を守る働きです。

熱を持って、赤く、腫れたり、痛みを出したり、
機能を低下させたりと、悪い刺激が入ってきたと
いうサインを出します。

炎症は、局所を動かしたり、そこらを動き回ったりと
活動が増えると、血流が増加し、炎症は進みます。
痛く辛いので、人は安静にします。

悪い刺激が、体の中枢や重要な臓器を侵さないよう
局所を犠牲にしてでも全身に広がらないようにします。

もし、細菌が体の中枢や大事な臓器に行くと、命に関わり
ます。

その後、局所の修復を行います。

炎症自体は、人体を守ろうとする働きですが、炎症自体は
早く消えた方が楽です。

---------------------------------------------------------------------------------------------

腰でなぜ炎症が起こるのか?

事故やケガ、スポーツ障害で発症した腰痛は、腰部や骨盤部、その周囲
の筋肉や靱帯、骨、椎間板、椎間関節、などに、大きな外力が掛かったり
何らかの物理的損傷の可能性があり、それによって炎症が起こる場合が
考えられます。

軽いキッカケの発症でも、炎症が起こる可能性があります。
例えば、腰の奥深くの筋肉(深部筋)が、クシャミなどのチョットした
刺激が、ふくらはぎのこむら返りみたいに急に収縮すると、筋肉を一部断裂
し、炎症につながっているのかもしれません。


どういったことで炎症が起こるのかは、現在では証明されていませんが
これから探ってゆきたいと思います。


【エビデンスより】

エビデンスとは、科学的根拠のある医学といわれています。
(EBM:Evidence Based Medicine)
信頼性の高い論文を基に、その診療の有用性が判断されています。


腰痛における温熱・寒冷療法について
アメリカと日本のものを紹介させていただきます。


+++++++++++++++++++++++++++++++

【1995年 米国政府による『成人の急性腰痛ガイドライン』】

《特徴》

●発症3ヶ月未満の腰痛を急性腰痛と定義している。

●主眼は、費用に対してどれだけ効果があるかが評価の基準。

●基となった論文の信頼性を、よい方からABCDの4段階の
確証度で評価を行っている。


★アメリカでの急性腰痛に対する、温めたり・冷やしたりする効果は?
*******************************

◆氷・温熱は、費用を公正化する効果が十分に証明されていない。

◆患者さんが、家庭で温熱か冷罨法を自分で使用することはよいことである。

********************************


理学療法として、お金を使ってまでの効果は有るとはいえない。

でも、患者さん自身が、温めたり・冷やしたりすることは効果はある。

ということですね。

腰痛には、温熱・寒冷療法の自宅プログラムが、いいとされています。

米国政府の主眼が、費用対効果費であったことを考えると納得がいきます。
費用はともかく、少なくとも、温熱・寒冷療法は、効果はあるらしい
ということですね。

【備考として】
評価として、温熱療法は、単独の評価は行えられていなかった。
(基となる論文がなかった。)
理学療法として、他の治療法と一緒に評価されていた。
氷、温熱、マッサージ、超音波、皮膚レーザー治療、電気刺激など。
信頼性に関しても(確証度=C)と高くなかった。

このガイドラインでは、理学療法を受けたグループと、プラシーボを受けたグループの、痛みの緩和やその他の結果で、大きな違いはみられなかった。
(プラシーボとは、この場合、理学療法のように見せかけて、本当は理学療法でないもの)


※注意として、ここでいう理学療法の評価は、1995年におけるアメリカ
 のもので、現在の日本の理学療法とは全く異なるものである。



++++++++++++++++++++++++++++++++++


【2012年 日本における『腰痛診療ガイドライン』】

《特徴》

●急性腰痛(4週間未満)、亜急性腰痛(4週間~3ヶ月未満)
慢性腰痛(3ヶ月以上)と定義され、全てが評価されている。

●主眼は、現在の腰痛診療に携わる全ての医師のために作られた。
(その患者さんにとって何を優先し、どういった診療が有用であるか)

●医師・患者の双方にとって有益な情報を提供することを目的としている。

●基となった論文の信頼性を、よい方からABCDIの5段階の確証度で
 評価を行っている。


 ★日本での腰痛に対する、温めたり・冷やしたりする効果は?
*******************************

◆温熱療法は、急性腰痛、亜急性腰痛に短期的には有効である。
(腰痛発症後~3ヶ月未満の腰痛)

◆温熱療法は、薬と比較して、治療開始4日目では、痛みと活動障害の評価
では、改善がみられている。

◆温熱療法は、急性・亜急性の腰痛に対し、運動療法との併用により、
運動療法単独、温熱療法単独よりも、効果が高い。治療開始7日後の
痛みの軽減と機能の改善で有意であった。

◆慢性腰痛に対する、温熱療法の質の高いエビデンスが存在しない。
(よい論文がないので評価できない)
◆急性・亜急性・慢性腰痛に対する、寒冷療法は質の高い
エビデンスが存在しない。
(上と同じ)


********************************


◆わかりやすくいえば、温熱療法は、慢性腰痛への効果はいえないが
発症3ヶ月未満の急性・亜急性の腰痛の患者さんには効果がある
という結論である。

◆腰痛に対し、腰部を冷やすのは、その効果についてはいえないである。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++


私の私見と、米国および日本のガイドラインとを表にして比べてみました。

       私の私見      米国のガイドライン      日本のガイドライン
--------------------------------------------------------------------------------------------
急性腰痛   炎症時冷やす                        温める
          何もしない      自分でやるならOK    運動療法と併用が良

--------------------------------------------------------------------------------------------

亜急性腰痛    温める     自分でやるならOK        温める
                                       運動療法と併用が良

--------------------------------------------------------------------------------------------

慢性腰痛     温める       自分でやるならOK     評価できない


---------------------------------------------------------------------------------------------








アメリカのガイドラインが出来て18年後に、日本のガイドラインの出来たので、かなり医療分野での状況は変わっていると思います。

また、アメリカは費用対効果比に主眼を置いていますので、患者さんが自宅
で冷やしたり温めたりするのが、コストが掛からずいいのではないかという
考えです。

異なっているのが、急性期の腰痛に対する考えで、私の私見は”炎症がある場合は、冷やした方がいい”ですが日本のガイドラインでは、炎症の有無については触れておられない。

急性腰痛については”温めた方がいい”となっていることです。

医療は日進月歩ですので、今後、様々な研究が行われ、正しいことが
分かってくると思います。




【結論】総合的に考えて
**********************************

◆腰痛に炎症がともなっていると強く感じるときは
冷やした方がいいと思います。

◆急性腰痛で、炎症が否定できない場合は、じっくりお風呂
に入らないように、少なくとも温めない方が安全です。

◆炎症のない急性期・亜急性期の腰痛は、運動を併用して
温めた方がよさそうです。

    ◆腰痛は多彩ですので、その時々によって違います。
分からないときは、専門家に聞く方が安全です。


**********************************



【最後に】

腰痛に対し、温める・冷やすという、患者さんからの素朴な質問でしたが、
深いものがあります。

安全性と有効性のために、学問で捉えなければならない分野ですが、患者さんが一番楽になることを臨床の中で探ってゆきたいと思います。

そして現在、腰痛で困られている方は数多くおられ、よりよい情報、よりよい選択枝が一日も早く行くことが望まれます。

このブログでは、私の私見が多く、間違っている箇所も多々あると思います。
ご意見いただけたらと思います。

学問の論議でなく、こうしたら患者さんがもっと楽になると思いますと
いったメールの方が嬉しいのですが。

★ご意見のメール(tamtam6614q@gmail.com 田村まで)


☆もしよろしければ、下記もご覧下さい。
⇒ ぎっくり腰について 1 ぎっくり腰とは?
⇒ 2 ぎっくり腰改善のための5つのポイント

 
◆******************************************************************
情報過多の現在、このブログを見て頂いたのも何かの縁です。
ここに書かれていることをヒントに、よくなって頂ければ幸いと感じます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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☆「どこでしているのですか?」と、当院についてお問い合わせがありましたので、店舗情報を掲載させていただきます。(エキテンのホームページです)
カテゴリー:その他
UPDATE: 2012-11-10 08:53:37
予防な勝る治療なし 正しい知識が自分を守る

   治療から予防へ 関節も歯も初期のケアが大切

『虫歯ケアは新ステージへ』  という11月6日の 京都新聞の記事に、
思わず見入ってしまった。
私は、歯を削られるのが、大の苦手。
妻は『あんなん痛ない』というが、私は過敏なのか、痛さに弱いのか、
過去のトラウマか、あの痛さは耐えられない。
最近、麻酔技術の進歩のお陰か、痛くなかったのに感激したのだが、
“キィーン”というあの音がしただけで『帰らしていただきます』と言いたくなる。
元々、歯が弱いのか、ちゃんと磨いているつもりでも、数年に1回は虫歯が
できてしまうので普通の人よりしっかりケアをしなけらばならない。
(最近分かったのだが実際は、あまりよく磨けてなかった)

 
記事の内容は、

 虫歯になると治療は、歯を削らないといけない。(これは辛い)

 しかし、その前の段階の初期虫歯では、
 “回復ケア” といって
 歯を削らなくても  “再石灰化” により、
 何と! 元の状態に改善できるようである。

 再石灰化は、エナメル質という歯の表面に
 歯の成分であるリン酸カルシウムを戻して
 あげるようである。

 エンメル質は元々つやつやと透明感があるが、
 初期虫歯ができた所は、白濁といって、透明感が
 なくなり、白っぽくなる。
 この初期の“白濁”の間のみがチャンスである。
 もっと進んで茶色になると、治療が必要なようである。

 この記事では、日本でも、穴があく前の段階も虫歯と診断する
 国際基準(ICDAS:国際虫歯探知評価システム)を導入し
 『「削る」から回復ケアへ』向かうようである。
   
まさに、時代は、治療から予防へと向かっている感があります。

この話を、知り合いの歯科衛生士さんに聞くと、
「そんなん当たり前」といわれました。
どうやら 私が 知らなかっただけなのようです。
知らないというのは とりわけ健康にとって 不利です。
私が 歯で悩まされたのは 正しい知識が乏しかったからと思います。
正しい 歯の磨き方を知ったのは 40歳を超えてから。
それまで過去にさかのぼって 取り戻せません。
ある歯医者さんのホームページをみると
『一度治療した歯は40年ほどしかもたない』
と書かれてあるものも存在しています。
多分、40年という数字は、 様々な要因により変化するでしょうが
少なくとも 出来るだけ治療しないほうが 歯は長持ちすることに
間違いないようです。
慢性病全体にいえますが 治療不要な状態に
予防してゆくことが大切と思います。

ちなみに、家庭でも予防的に、フッ素入り歯磨きや再石灰化させるガム
などが効果的といわれています。
厚生労働省許可の保険機能食品という表示のついた
ガムがよいようです。

以上、この記事は、歯を削られるのがとても辛い私にとって、とてもいい話と思いました。



では、関節につていではどうでしょうか。
ある意味 関節も歯と似ているのです。


関節も歯の表面と同様、年齢や使い方次第で
削れるというが減ってゆきます。
(聞きたくない方もおられるでしょう。)

ある一定以上減ると元には戻れません。

結論からいうと、
歯と同様、初期のケアが大切です。
初期の段階であれば 再生可能といわれています。

少し詳しく関節を見ると
関節同士が接触する表面には、関節軟骨といって、
クッション性、保水性の高い軟骨が存在します。

この軟骨は、骨の表面に薄くコーティングされた
ペンキみたいに関節表面を覆っています。

この軟骨の有る間は、関節の変形はおこりません。
軟骨が、膝関節を守ってくれているのです。

しかし、様々な原因で、この軟骨がすり減って
骨がむき出しになってきたら、変形が始まります。
その前に 軟骨を元気に再生してあげることが大切です。

ここからは、姿勢工学的なお話になります。
関節が減るというのは、年齢や体重と体の使い方といった
ことがいわれていますが、それ以外に『姿勢』による
影響があります。

  具体的には、関節に無理な方向に力が掛かり続けるような
  姿勢が、結果的に軟骨のすり減りを進行させると考えられます。

よい姿勢の方は 日常生活上 体中の関節にかかる負担は
最少になります。
というか 神様が創ったのかはどうかはわかりませんが
よい姿勢では 体中の関節が一番負担がかからないように
デザインされています。

一方 姿勢が悪くなると 必ず体のどこかに不均衡に負担がかかります。
(よい姿勢は均衡がとれている。だからよい姿勢ともいうのであるが)
関節は、本来力を受ける方向にはとても強く
関節の不具合はよっぽどでないと起こらないものです。

 たとえば サッカーでボールを力強く蹴るという 膝の曲げ伸ばし方向
 には どんなに強く蹴っても、膝は痛めないです。
 しかし、横からタックルされて 本来動かない横方向へ膝がグキッと
 折れ曲がったら 想像しただけでもこわいですね。

ところが 悪い姿勢になると どこかに負担がでてきます。
たとえば 頭が右に傾き 体重が右にたくさんかかった場合
本来より立っているだけても、関節が正常な方はなんともないですが
関節の悪化が進んでいる方は負担となります。
しかし 悪化のプロセスは体重移動時に多くあらわれます。

 体のし仕組みのお話を 少しします。
 実は 右に体重が多めにかかっている方は 左右それぞれ
 片足立ちをすると 本来より左右に大きく揺れます。
 左右で足踏みするとわかりますが、特に右足立ちの瞬間
 右方向への体の移動が大きくなります。
 (ただし 左に大きめに傾く非典型例もあり)
 これは 歩いたり 運動時に 右足で体を支えた瞬間
 右膝・右足首・右股関節や右の腰など体の右側で
 体重を支える箇所には衝撃が増えることになります。
 一回一回の衝撃は少なくても 数年から10年以上という年月の
 経過により だんだんと負担が増えてゆくのです。 

そして、各々の関節局所で見ると 各関節は、軟骨が
力のかかり具合により 片減りになりやすく、軟骨が剥がれてゆきます。 
一度変形が進むと悲しいかな元にもどりません。

軟骨は再生しにくいのです。
衝撃吸収といういつも力学的な負担にさらされているので
血管があると衝撃でつぶれるため 血管は通じていません
栄養は 関節液(滑液)から栄養をもらいますが、
血管より効率が悪いといわれています。


では、改善はどうすればよいでしょうか
もう一度整理して 簡単に述べます。


 改善は、変形が起こる前に
 その関節に負担の掛からない
 本来の状態に戻してあげることです。

 具体的には、3つのステップです。
 
 第一に 姿勢の改善です。

 『えっ』と思われるかもしれませんが、
 このことがとても大切です。
 局所を改善しても 姿勢という全身の
 影響があると 改善しにくく再発も多いです。

 第二に、悪くなっている関節個々の問題を
 改善してゆきます。
 関節にはその関節固有のレールがあり
 軸があります。
 実は、その動く軌道がズレてくるのです。
 ズレは 機能的な関節運動のトラブルです。
 ズレのをわかりやすくいえば
 普段ちゃんと開閉している障子やふすま
 が 開閉しにくくなっている状態です。

 この関節のズレの調整を行います。

 第三に、関節が悪くなってきている方は
 知らず知らずの内に、その関節に負担を
 掛ける日常生活を行っている可能性が高く
 その指導を行います。
 日常生活上の予防です。

 本来は 悪くなっていない状態で
 正しい知識と予防をつけることが最初に来るべきです。
 普段から ご自身の姿勢を知って
 改善方向へ 正しい知識でもって自分で行う
 自己管理を行うことが出来ると
 将来の関節トラブルは減少できることは間違いありません。

 今後 このブログやホームページなどで 発信してゆく予定ですので
 興味がある方は ぜひお読みください。
 文章が下手で重複したり、読みづらい場所もあったりと
 申し訳ありません。
 また、次回以降にも、理解し易いよう 具体例も交え 
 書かせていただきますので、読んでいただけたらと思います。

ここまで、お読みいただき 本当にありがとうございます。
カテゴリー:その他
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