かねしろくりにっく

かねしろクリニック

〒560-0011 豊中市上野西2丁目20-27
エスコート本田1F
スタッフブログ
UPDATE: 2020-03-18 10:03:15
感染症を起こせば発熱・頭痛・関節痛などが出現することがあって辛いですよね。

それらの症状にマイナスイメージを持っている方がほとんどだと思いますが実は違います。

例えば食中毒対策で加熱が推奨されるように基本的に菌やウイルスは熱に弱いので、菌やウイルスが住みにくい環境にするために自分から体温を上げ、体温が上がる事によって免疫も活性します。

さすがに39.3℃以上の高熱になれば命に関わる事がありますが、37,38℃台程度の熱なら命に関わる事はまずありません。

37,38℃台程度で解熱鎮痛剤を使ってしまうと免疫も下がって菌やウイルスの繁殖を手助けすることになります。

発熱するとおでこなどを冷やす人も居ますが、いきなり冷たい物を当てられると身をすくめたりするように、冷やすことで血管が収縮したり筋肉が緊張したり震えたりしますが、実際には発熱によって血管が拡がって汗が出て体温が下がる仕組みが人間には備わっていますので冷やすのは実は逆効果なんです。

発熱のために頭がボーっとしたり、頭痛が酷い時に冷やせばリラックス効果はあると思いますので、絶対に冷やすなとは言いませんが冷やしたからといって熱が下がるわけではありません。

発熱時は辛いですが頭が割れるほどの頭痛がある時などは別ですが、37,38℃台程度の熱なら解熱鎮痛剤は使わず、脱水にならないように水分補給はしっかりして安静で経過観察する方が、結果的に早く軽快することが多いことを知っておいてください。
カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2020-03-14 10:47:28
ほとんどが接触感染ですので一番の予防策は手洗いです。

石鹸やアルコールの使い過ぎで皮膚のバリア機能が障害されて皮膚荒れを起こす危険があるので通常は水洗いだけで十分で、汚染したと思われる時だけ石鹸やアルコール消毒すれば良いと思います。

荒れた皮膚は感染の培地になる可能性がありますのでスキンケアも同時にして下さい。



http://konamih.sakura.ne.jp/blog/2020/03/08/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e7%9f%b3%e3%81%91%e3%82%93%e3%82%84%e6%b4%97%e5%89%a4%e3%81%a7%e6%ae%ba%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%ae/?fbclid=IwAR1EHUa98E6XuGH1-HUWZFlABBGc87aJ0Lxa2MmsfPXb_U0sN9V5Z--Xtrk
カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2020-03-08 09:45:31
この方が入られた2/14~17の時点では感染者に対する対応はきっちりと確立されていたようです。

感染しても無症状もしくは非常に症状が軽い方がほとんどで、政府やメディアからは伝えられていませんが意外にも消化器症状がメインの方もおられたようですが、これはもしかすると混合感染かもしれません。

3⽉8⽇現在で、⼈⼯呼吸管理または集中治療室に⼊院している症例が31名(陽性者中4.5%)、死亡者が7名(陽性者中1.0%)という興味深いデータも示されています。

無症状・軽症から重症化する時はスピードが早いようで、搬送の6時間という短時間のうちに有症状になる⽅が1割おられ、その中のさらに1〜2割は24時間以内に挿管が考慮されるような状態まで急激に悪化することがあるようですが初期にはほぼ無症状であるため、気づかないうちに病変が進⾏し、有症状になってから⼀気に進⾏するように⾒えるのかもしれないとも考察されています。

救援者の感染は⾮常に少なく適切な感染防護策を施せば医療者への感染は防護できるはずで、強調すべきは接触予防策、適切な防護具の着脱(特にマスクの扱い)、⼿指衛⽣とも書かれていて、これは一般の方にも当てはまると思います。

https://www.facebook.com/notes/%E5%B1%B1%E7%95%91-%E4%BD%B3%E7%AF%A4/covid-19%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%B3%99%E3%81%99%E3%82%8B%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%81%AB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%85%B1%E6%9C%89/3823414947676558/
カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2020-03-06 11:29:50
本日(2020年3月6日)から保険適応が開始されましたが、どの医療機関でも検査ができるわけではありません。

感染症指定医療機関や「帰国者・接触者外来」を設置しているなど感染対策が整った全国860か所の一部の医療機関に限定されていて、一般のクリニックではできません。

先日もお知らせしたようにPCR検査は万能な検査ではありませんし、8割の方は軽症で通常の風邪と同じ経過で治りますので引き続き冷静対応をお願いします。
カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2020-03-05 08:57:02
COVID-19を診断するためにはPCR検査をする必要があるのに、なかなか保健所がしてくれないとメディアが不安ばかりを煽りますがPCR検査は万能な検査ではありません。

PCR検査とは簡単に言えばCOVID-19にだけある遺伝子を見つける検査ですが、だったら検査をすれば絶対に診断できると思われるかもしれませんが、実はそんな簡単な話ではありません。

皆さんに理解してもらうために非常にかみ砕いてお話ししますと、PCR検査とはCOVID-19だけを釣れる針だと思って下さい。

池に釣りに行ったとして、必ず魚が釣れるわけではありませんが、だからと言ってその池に魚が居ないわけではなく、たまたま針に食いついた魚が居なかっただけです。

ですのでCOVID-19だけを釣れる針を使ってもCOVID-19が食いついてくれなければ釣れないという事はご理解いただけると思います。

感染したからと言ってCOVID-19は体中のどこにでも居るわけではなく、たまたまCOVID-19が居ない場所から検体を取れば感染者でも陰性と判定されてしまいますのでウイルス量が少ない初期段階で診断されることはほぼありません。

池に居る魚が多いほど釣れる確率もあがりますので、感染した後にCOVID-19が増殖して数が増えれば陽性と判定される確率は上がっていきます。

ではPCR検査で陽性になれば必ずCOVID-19に感染していると診断して良いのかと言えば、実はそうではありません。

COVID-19しか釣れない針ですが、たまに非常によく似たウイルスが食いついてしまう事があるので本当は感染していないのに陽性と判定されてしまう方もたまに居ますのでPCR検査の診断率は30~50%と言われています。

野球の打率で3~5割ならすごいバッターですが、医療の世界で30~50%の診断率がないという事は逆に言えば感染者でも半数以上は陽性と判定されないので、そこまで信頼できる検査ではありません。

そもそも現時点では治療薬が無いので陽性と判定されても不安が増すだけですが、PCR検査は時間も手間も掛かりますので症状が軽い方まで検査をして欲しいと殺到すると本当に感染した人の検体の検査に取り掛かるのに時間が掛かって診断も遅れてしまうので、保健所は適正に本当に必要と思われる人から検査をしようとしているので、保健所は正しい対応をしていますが身勝手なメディアが煽って混乱を生み出しています。

季節性インフルエンザと同じぐらいの感染力があって致死率はやや高いですが、罹らなければ良いので呼吸器感染症共通の対策としてマスクは予防効果がありませんが飛沫を防ぐために症状のある方は必ずして、ほとんどが接触感染ですので普段からの手洗いと、手洗いができない時はアルコール消毒で代用し、マスクをしていても隙間から飛沫しますので咳やくしゃみをする時は必ずマスクの有無に関わらず腕の辺りに口を付けてするという事を誰もがすれば、かなりの感染対策になりますのでメディアを鵜呑みにせず冷静な対応をお願いします。
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UPDATE: 2020-03-04 11:20:31
COVID-19がそれほど恐れる必要が無いという事を非常に分かりやすく解説しているブログを見つけました。

要点ですが

1)致死率はSARSやエボラ出血熱よりずっと低いが、季節性インフルよりは高い。

2)患者数、死亡者数は新型インフル2009のほうがかなり多く、季節性インフルはさらに多い。しかしSARSやMERSより多い。

3)伝染りやすさはインフルエンザ並みで、空気感染のはしかよりずっと低い。


2/16に書かれたブログなので現時点ではやや変わってるかもしれませんが、概ねの傾向としては信憑性があると思います。

HIV治療薬のカレトアはそれほど効果が無く、新型インフルエンザ治療薬のアビガンにある程度の治療効果が認められたためアビガンを活用するよう安倍さんは指示したようですが、その後の効果に関しては耳に入ってきてませんが、現時点ではインフルエンザと違って治療薬がありませんので予防に努めるしかありませんが、死亡率は季節性インフルエンザよりも高くても治療薬がある季節性インフルエンザで亡くなる人の方が圧倒的に多いので、そこまで恐れる必要は無く通常の風邪と同じ対策を行えば良いと思います。

咳やくしゃみをする時に手で口をふさぐと手に菌やウイルスが付きますし、マスクをしていてもマスクは菌やウイルスは通さなくても隙間から飛沫しますのでマスクの有無に関わらず必ず腕の辺りに口を付けてするようにして下さい。


https://kaigyou-turezure.hatenablog.jp/entry/2020/02/16/111145?fbclid=IwAR1Ucg2FCjCMaaK8JkvV6aU3udkrLMCqSjHXpinozQNt6cv0YPB86kb-2W0
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