かねしろくりにっく

かねしろクリニック

〒560-0011 豊中市上野西2丁目20-27
エスコート本田1F
スタッフブログ
UPDATE: 2021-02-25 10:20:20

厚労省がHPで「新型コロナウイルス感染症の”いま”についての10の知識」を公表しています。

2021年1月時点のものから抜粋しますが、常にお知らせしているように新型コロナウイルス感染症は50代以下の基礎疾患が無い人は重症化しない事は厚労省も当然、把握しています。

更に30代以下では亡くなる人もほとんど居ません。

これを専門家が提言しているマスク、行動制限、自粛などを皆が実践しているおかげだとこじつけると思いますが、あれほど毎日、感染者数の発表をして若者が大騒ぎをして感染を拡げると悪者扱いしても、結局は30代以下はほぼ重症化せずに治りますので何の制限もかける必要はありません。

若年層が高齢者に感染させて重症者、死亡者増加に繋がると言うかもしれませんが、基礎疾患がある人や高齢者が重症化するのは新型コロナウイルス感染症に特有ではなくどの疾患にも言える事で、余命や経済を考えれば高齢者よりも若年層を優遇する方策を行うべきだと考えます。

子供さんは当然、マスクをさせずに普通にのびのびと育ててもらっても何の問題もありませんし、教育機関に陳情に行かれる方はこのデータもお示しになれば良いと思います。

大学もリモート授業が多く折角、大学に入学したのに学友と交流することもできず学生生活に支障を来している事も耳にして心を痛めていました。

特に医療系の学生さんは、認識不足で不誠実な医療機関から実習受け入れを拒否されて実習に行けない事に憤慨していました。

大学も通常通りの授業が行われる事を切に願います。


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カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2021-02-24 16:34:04
低酸素血症は動脈血中の酸素が正常より低い状態にあることをいいます。

臨床的には動脈血酸素分圧(PaO2)が60mmHg未満または経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)が90%未満で低酸素血症と考えることが多いですが、実際には低酸素血症は明確に数値で定義されていません。
酸素を運搬するヘモグロビン(Hb)は酸素と結合していない時には赤色を吸収し、酸素と結合している時には赤色をあまり吸収しない性質を利用して、血液中のHb内にどれだけ酸素を含んでいるかを表したのがSpO2です。

SpO2はパルスオキシメーターという器械で測定しますが、指にクリップを挟むだけで簡単に測定できる利点がありますが、指先の血流や温度などによって誤差が生じる可能性があります。
低酸素血症はPaO2で判断した方が望ましいですが動脈血を採取する必要があり、手術中や重症患者では常に動脈圧を測定するために動脈に針を留置しているので、いつでも動脈血を採取できPaO2も測定できますが、動脈に針を留置していないと、その度に動脈に針を刺して採血する必要があり、手技的にもやや難しいため現場ではSpO2で代用しているのが現状です。
マスクをしてもSpO2が下がらないという論文がありマスクをしても低酸素にならないと主張する人が居ますが、SpO2は誤差がある可能性があるためSpO2だけで判断するのは危険で、実際に中国でマスクを着用して運動して亡くなった方が居たようにマスクは低酸素になるリスクはあると考えられます。

譲歩して運動中でなければそれほど多くの酸素が必要ではないためにSpO2が低下しないかもしれませんが、実際に症状を認める人が居るため因果関係があると考えるべきだと思います。

マスクをすることで二酸化炭素が貯留することも考えられ、マスクによる症状は二酸化炭素貯留による症状の可能性も考えられます。

二酸化炭素も一般的に血液中の分圧で評価しますが、動脈血も静脈血もそれほど差が無いので静脈から採血して測定しても構いませんが、いずれにせよ患者さんに針を刺すという苦痛を与え、連続的に測定できません。

連続的に測定するにはやや誤差はありますが呼気中の二酸化炭素濃度を測る方法がありますが、その器械は大型でパルスオキシメーターほどは普及しておらず、測れる施設は限られているので一般にはパルスオキシメーターが最も簡便に呼吸状態の評価ができる器械になります。

患者さんが方程式を解くように何でもデータ通りであれば苦労はありませんが、データは問題なくても異常を認める事はよくある話で、データだけで判断するのは問題があり、マスクを着用してもSpO2が下がらないために問題ないと判断するのは非常に危険だと思います。
しかし実際にはデータばかりを見て実際の患者さんの状態を診て判断する医師は少なく、そういう医師達が今の混乱を拡げているとも言えます。


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カテゴリー:お知らせ
UPDATE: 2021-02-19 09:19:57
南半球のオーストラリアは北半球と季節が逆です。

寒い時期の8月には感染者が多かったですが今頃は暑い時期ですので、感染者が激減しています。

こんな事は誰でも直ぐに調べられますが、多くの専門家どもは北半球の国と比較します。

そもそも風邪のウイルスの新型ですので季節性があるのは当然だと思います。

感染様式は人種、民族性、習慣、保険制度の違いなどで変わると思われますので他の国と比較するのは全く意味がないと思います。

新型インフルエンザ2009の時は日本では無症状者でもマスクをしているのを見て欧米人は馬鹿にしていましたが、今回は欧米の方が感染が拡がったのでパニックになっているだけです。

アメリカは実際には新型インフルエンザ2009の時も日本より非常に多くの感染者、死亡者が居て、今回も多くの感染者、死亡者が居ますので感染症に非常に弱い国です。

そんな国のCDCが言っている事を鵜呑みにして信じる事が大きな間違いだと思います。


https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/australia/

http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/367/graph/dt36711.gif?fbclid=IwAR2bDkbIW2-DhilzS_Wlxp5Eo26jq99AfZF0QyzqGYuijxKknRLYfz-kK38
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UPDATE: 2021-02-18 10:53:19
マスクは感染者が飛沫を出して感染を拡げないためにする必要がありますが、感染していない人がマスクをすると低酸素による弊害があり、口内フローラの乱れから免疫力が低下して余計に感染しやすくなる可能性があります。

いまだに多くの方が感染予防のためにマスクをすると誤解していますが、マスクは確かに飛沫を通しませんが隙間からいくらでもウイルスは侵入しますので感染予防になりません。

今、マスクをするように言われているのは、感染者が発症2日ほど前から誰かに感染させるという推論から無症状者でも誰かに感染させるかもしれないのでマスクをするように言われています。

感染者が発症2日ほど前から誰かに感染させるなんて過去に遡って実証できるはずがなく、単なる推論ですので症状の無い人のほとんどは当然、感染してません。

ほとんどの感染者は誰にも感染させていなくて集団に非常に多くのウイルスを排出するスーパースプレッダーが居れば感染が広がるという事は前回の緊急事態宣言が出される前から分かっていますので、症状が無い人がマスクをする事はマイナス要因しかありません。

感染者の出す飛沫にウイルスが含まれていても感染が成立するには10万個ほどのウイルスが必要と考えられ、長時間3密が揃う状況に居なければ感染する事は滅多になく、サーキュレーターなどで攪拌して換気を行うだけで対応可能と思われます。

特に子供は新型コロナウイルスが結合するACE2受容体が少ないため感染する可能性が低いのにマスクをさせる事は低酸素による脳へのダメージ、口内フローラの乱れによる免疫力低下などのマイナスしか無いと考えられます。

実際にマスクをしていて何か症状がある方は受診していただければ、マスクを禁止するよう診断書を作成させていただきます。
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UPDATE: 2021-02-17 17:32:57
新型コロナウイルスワクチンの副反応の説明の際に子宮頸がんワクチンを例に挙げましたが、疑問に感じた方も居られると思いますので改めて解説します。

子宮頸がんの95%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症しますが、性交渉によって女性は感染します。

日本では13歳年度から予防接種が開始になりますが、接種前に性行為がありHPVに感染していれば、残念ながら予防接種の効果は期待できないかもしれません。

子宮頸がんワクチンは遺伝子組み換え技術で感染力の無い擬似ウイルスを作り、それを接種して免疫を付ける事で感染を予防します。

新型コロナウイルスワクチンはmRNAを接種して体の中で擬似ウイルスを作らせますので接種した人の遺伝子が書き換えられる危険がありますが、子宮頸がんワクチンは接種した人の遺伝子には作用しないので似ているようで全く違います。

子宮頸がんワクチンの副反応としてよく耳にするのは痙攣などの症状ですが、これを自己免疫性脳炎やHPVワクチン接種後神経障害としての報告もあり、実際にそういう事例もあると思いますが、ほとんどは心因性だったとされています。

日本では年間約1万人が子宮頸がんに罹患し約2800人が亡くなっています。

もちろん子宮頸がんワクチンを接種しなかったからと言って必ずしも子宮頸がんに罹患するわけではありませんが、接種することで罹患するリスクが抑えられます。

ワクチンによる重篤な副反応は日本産科婦人科学会のHPに発生数自体が少なく発生頻度は不明と書かれてあり、はっきりしません。

不幸にも重篤な副反応が出た方に関しては国が全力で救済するべきで、稀に起きる重篤な副反応のために全面的な接種中止は問題があると思います。

結局は将来、子宮頸がんに罹患するリスクと重篤な副反応が出るリスクを考えて接種するかどうか各々が判断する必要がありますが、当クリニックは子宮頸がんに罹患するリスクの方が高いと考えて、比較的推奨の立場を取っています。

HPVは男性でも肛門がん、陰茎がん、中咽頭がん、尖圭コンジローマなどの原因になっていて日本でも適応が男性にも拡がりました。

女性は性交渉でHPV感染するという事は男性から感染させられたとも言え、子宮頸がんワクチンの負担を女性だけに負わせるのではなく男性も接種することで子宮頸がんだけではなく肛門がん、陰茎がん、中咽頭がん、尖圭コンジローマなどの抑制に繋がるのではないかと考えています。

女性は公費負担で無料で接種できますが、男性は任意接種で有料になりますのでなかなか男性への接種は普及しないと思いますが、今後の課題だと思います。
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UPDATE: 2021-02-16 17:20:01
昨日の投稿に対しFacebook、Twitter、アメブロで多くの人がリアクションしていただき、Twitterでは約1か月でフォロワーが1000人を超え、アメブロでは病院・クリニックジャンルで21位にランクインさせていただきました。

Twitterで京大ウイルス研・宮沢准教授の新型コロナウイルスワクチンに関するツイートに対して当クリニックのアメブロを紹介させてもらい便乗させてもらった影響もあると思いますが、宮沢准教授からイイネしていただいていますので、お墨付きをいただいたと判断していますし、いかに多くの方が新型コロナウイルスワクチンに関心を示している証拠だと思います。

昨日の投稿への補足になりますが、これから暖かくなっていけば全体に呼吸器感染症は減りますので、新型コロナウイルス感染も自然に減っていくと思われます。

接種を考えておられる方も6か月ほどしか効果が期待できない事を考えると今、接種しても効果は秋口頃までしか持続しませんので、呼吸器感染症が少ない時期に接種するのは効果的と思えず、接種するにしても今の時期は見合わせて秋頃に行うことをお勧めします。

最も恐れているのはワクチン接種をすれば感染しないと思いこんで感染対策を怠る人が出てくる事です。

このワクチンはインフルエンザと同様に発症予防よりも重症化予防の意味合いの方が高いと思われ、今でさえ発症前から誰かに感染させるかもしれないという推測だけでマスクをするように言われていますが、ワクチン接種で無症状感染者を増やしてしまうことが考えられます。

ワクチンを接種したからといって新型コロナウイルスが撲滅されるわけではなく、見かけの有症状者は減ったとしても、また寒い時期には増加すると予想されます。

マスクをしていれば大丈夫、ワクチンを接種すれば大丈夫、PCRで陰性だったら大丈夫という根拠のない安心が油断に繋がって感染対策を怠り、余計に感染が蔓延してしまう事を心配します。

何度もお知らせしていますが感染させるとかさせられるとか考えるので要らない風評、誹謗中傷、差別に繋がりますが、感染は自分で予防するべきで他人のせいにしてはいけません。

ワクチンを接種しても油断せずに換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという事が呼吸器感染症、感染性胃腸炎予防の基本を徹底していただくようお願いします。

#WeRise #ロバ耳 #裸の王様 #ガリレオ #COVID19から子供たちを守る #SCC19
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UPDATE: 2021-02-15 10:39:28

ついにファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが国内で承認されました。

今回のワクチンは世界で初めて実用化されたmRNAワクチンです。

95%程度の感染予防効果があると言われている一方で接種した人に激しい痙攣が出たなどと副反応を心配する声も聞かれます。

日本で子宮頸がんワクチンが開始になった時に激しい痙攣などが出た人が居たため、これを副反応とされてワクチン接種推奨が取り消されましたが、後にほとんどが恐怖心などからくる心因性と分かり、今回のワクチンによる痙攣も恐怖心からくる心因性の可能性があると考えています。

効果はあると思いますが、せいぜい6か月程度しか持続しないと思います。

このワクチンは新型コロナウイルス特有のスパイク蛋白質を作る指示を与えるmRNAで、ヒト細胞に作用してスパイク蛋白質を作らせて病原性の無い擬似新型コロナウイルスを作り、それによって予め免疫を付けておくというものです。

mRNAは分解されて人の遺伝子に組み込まれないという事になりますが、ヒト細胞に対しスパイク蛋白質を作るように遺伝子を作り変えていますので、新型コロナウイルスに対する免疫が付いたとしても、将来的にどんな弊害が起きるか全く分かりません。

新型コロナウイルスは日本において患者数も死亡者数も水増しされていますが、水増ししても1年間に7000人足らずしか亡くなっていませんし、何度もお伝えしているように50代以下の基礎疾患の無い方は罹ったとしてもほぼ重症化せずに治るような病気です。

この程度の病気で6か月程度しか効果が期待できないのに、将来的にどんな弊害があるか不明なワクチンの接種はお勧めできません。

接種するかどうかは任意ですが、数年後に後悔しても遅いですので、よく考えてお決めください。
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UPDATE: 2021-02-10 08:57:03
所用が済み次第、診療を開始します。

ご迷惑をお掛けしますが何卒、ご理解のほど宜しくお願いします。
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UPDATE: 2021-02-08 11:28:40
以前は1月から2月にかけて第4波が来るかもしれないとお知らせしていましたが、これは緊急事態宣言が出されることを予想してなくて年末年始に人の動きを抑えて感染拡大を少し抑えても、通常1月から2月に掛けて風邪症状が増えるため、行動制限を解除して陽性者が増えれば第4波だと騒ぐのではないかと予想しました。

しかし年末年始の行動制限に続いて緊急事態宣言が出されて行動制限が続けられることになったので谷ができずに、そのまま波が継続されました。

新規陽性者数は1/8をピークに下がっていますが、何度も言うように通常1月から2月に掛けて風邪症状が増えるため今回も本当は第3波ではなく単なる通常の波なので、このまま暖かくなれば風邪症状が減りますので次の波は来ないと思われます。

陽性者数が減っている事もからくりがあり、今までは濃厚接触者や感染経路を全て追いかけて魔女狩り、踏み絵のように無理矢理、陽性者を見つけていましたが、切りがないために濃厚接触者や感染経路を追いかけるのを止めて検査数自体が減ったため当然、陽性者が減っています。

更にPCRのCt値を下げてくれれば偽陽性が減って本当の感染者はそれほど居ない事が分かり、混乱を収束に向かわせることができると思われます。

そもそも今まで風邪を引いたりインフルエンザに罹っても感染経路が分かっていましたか?

これまでも会食したりコンサートなどのイベントに行った後に風邪を引いたりインフルエンザに罹っても感染経路や濃厚接触者を調べる事も無く誰も気に留めていませんでした。

感染者が移動すると感染が拡がるのは当然の事で、標準的予防策をすることでインフルエンザは新型コロナウイルス感染症が流行ってからは激減していますが、2019年ラグビーワールドカップで外国から多くに人が来たせいで、終わってからインフルエンザは増えました。

2014年に日本国内で海外渡航歴がない人でデング感染者が出ましたが、この時も感染経路不明と大騒ぎし、感染者が代々木公園で蚊に刺されたと話したため代々木公園が閉鎖されました。

2014年にFIFAブラジルワールドカップがあり、観戦に行った人が現地で感染したのに無症状のまま帰国し、この無症状感染者を刺した蚊が媒介したと考えられますが、そういう分析をする専門家は居らず、自然に収束しました。

どうして何もかも新型コロナウイルス感染症に特有の現象のように作り上げて混乱を拡げ続けるのか理解できません。

ほとんどの人は声を上げなくても今の方針の間違いに気付いていて繁華街での人出がそれほど減っていないのに陽性者が減っている事で緊急事態宣言に意味が無い事が分かりますし、そもそもいくつかの都府県だけに緊急事態宣言を出したとしても効果が期待できない事は明白です。

専門家や行政が間違いを認めて方向転換すれば混乱は直ぐに収束すると思いますが、これまでも一部の人間だけが声を上げても無視されていますので「王様の耳はロバの耳」や「裸の王様」の童話のように民衆が声を上げて認めさせないといけないと思います。
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UPDATE: 2021-02-06 10:39:39
新型コロナウイルスはACE2受容体に結合してプロテアーゼという酵素が作用して細胞内に侵入して感染しますので、ACE2受容体の活性が感染に非常に関係するということになります。

子供はACE2受容体が少ないため、そもそも感染するリスクは低く、男性よりも女性の方が少ない傾向にあります。

意外な事に呼吸器疾患の中で喘息の患者さんはACE受容体の活性が低く、皮肉なことに重症でコンロトール不良な人ほど、よりACE受容体の活性が低くなり感染しにくい傾向にあります。

感染しにくいですが感染しないわけではないため、感染すると重症化のリスクが高いですので安心せずに予防に努める必要はあります。

喫煙者はACE受容体の活性が高いため感染リスクが高くなります。

喫煙によって慢性的に気管支に炎症が起こり、酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞という部分が壊されて酸素化が不良になり、弾性線維という肺が伸縮するためのゴムのような組織が伸びて肺が縮みにくくなって、しっかりと痰が出せない状態になりますので重症化リスクも非常に高まります。

志村けんさんもヘビースモーカーだったために亡くなったとも言え、タバコは百害あって一利ないものですので、喫煙者の方には即刻、止める事をお勧めします。

ACE2受容体は、肺、腎臓、心臓、膵臓、腸管などに分布しており、脂肪細胞にも分布してて、肥満者は普通体重者に比べて脂肪細胞が多いので感染リスクが高いということになります。

内臓脂肪が過剰に蓄積した肥満者では、内臓脂肪組織内に慢性炎症が生じていて、放出される炎症性サイトカインが血管病変を引き起こし、メタボリックシンドロームを発症させると考えられていて、こうした慢性炎症状態でウイルスに感染すると、ウイルス感染を契機に内臓脂肪の炎症が急激に悪化し、大量のサイトカインが放出されてサイトカインストームを起こし、より重症化しやすいのではないかと推測されています。

アメリカで感染者や死亡者が多いのは肥満者が多いことも関連していると思います。

ダイヤモンド・プリンセス号で最もウイルスが検出されたのはトイレに床で、ACE2受容体は腸管にも多く存在しているので糞便中にも排出されていて、消化液の作用でほとんどが不活化されているようですが、活性のあるウイルスが全く居ないとは限りませんので、トイレは必ず蓋をして流すことも重要になります。

欧米は土足文化ですが、公衆トイレは非常に汚くてトイレに蓋が無いところも多いですが、汚い場所を歩いた靴のままで自宅内に入るため細菌やウイルスを自宅内に持ち込み、平気で靴のままソファーに足を上げたり、ボールをついて抱えたりするので、接触感染のリスクが非常に高まって土足分化の欧米では感染者が多く、日本など履き替える文化の国では感染が抑えられる傾向にあると私は推測しています。

膵炎治療に使われるナファモスタット、カモスタットが新型コロナウイルスの感染に関与するTMPRSS2というプロテアーゼを抑制するため東京大学などで研究が行われていますが、これらはあくまで感染を成立させないための薬剤であってウイルスの増殖を抑える薬剤ではありませんので、予防薬になるかもしれませんが残念ながら治療薬にはなり得ないと考えられます。

もしかすると膵炎の治療でナファモスタット、カモスタットを使用している人は感染しにくい傾向にあるかもしれませんが、どんな薬剤でも副作用が出る可能性が考えられますので、50歳代以下の基礎疾患の無い方はほぼ風邪と同じように治るような病気に対し予防的に薬剤を使う事は望ましくないと思われます。
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UPDATE: 2021-02-04 09:11:10

新型コロナウイルスの影響で観客数の制限があり、どのプロスポーツも経営が厳しく、私が今も現役でバスケットボールを続けていてチームドクターも知り合いという縁もあり、この度、大阪エヴェッサを応援させていただくことになりました。
バスケットボールは展開も早く、豪快なダンクシュートや3ポイントシュートなど見どころが満載です。

大きなプレイヤーばかりではなく小柄のプレイヤーがスピードで大きなプレイヤーをかわしてシュートを決めるなど非常にエキサイティングです。

実際に会場に足を運んでライブでバスケットボールを楽しんでいただきたいと思いますのでチケットを希望される方はお問い合わせ下さい。
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UPDATE: 2021-02-01 16:25:52
現在、日本では新型コロナウイルスの治療薬としてレムデシビルとデキサメタゾンが承認されていますが、これらの薬は実際には重症化した人に使用すると回復する時間が短縮するぐらいの効果しかありません。

本来、治療薬というのはインフルエンザの時に使用するタミフルなどのように感染初期に使用して効果があるものでなければいけませんが、レムデシビルとデキサメタゾンは重症化してからでないと使用できない薬ですので、とても治療薬と呼べるものではありません。
流行初期に吸入ステロイド薬のシクレソニド、抗菌薬のクラリスロマイシンに重症化予防が期待できるかもしれないという報告があり、香港では感染初期の患者さんにこの2剤を使用するプロトコールを行っていると香港在住の医療関係から情報を得ました。

ステロイド剤は強い抗炎症作用を持つ反面、免疫抑制作用もありますので、全身投与を行うと免疫抑制作用から逆に感染しやすくなる恐れがありますが、吸入薬で気管支だけに作用させるのであれば投与量も少量で済むので抗炎症作用の方が勝れば重症化予防に繋がる可能性があると考えられました。

クラリスロマイシンは抗菌薬なので本来はウイルスには効果はありませんが抗炎症作用、免疫活性化作用があるとされていて、抗炎症作用、免疫活性化作用を期待して投与を行うのは理に適っていると思われました。
そういう事もあり当クリニックでは新型コロナウイルスPCRは行わなくても症状の強そうな患者さんに対して吸入ステロイド薬とクラリスロマイシンの投与を行っていました。

しかしシクレソニドは、国立国際医療研究センターが行った特定臨床研究で、対症療法群に比べて有意に肺炎の増悪が多かったとの結果が出たために、無症状・軽症の患者に対するシクレソニドの投与は推奨できないと方針が出されました。

香港在住の医療関係者の方に確認すると香港でも同様に肺炎の増悪が多かったために早い段階で推奨が取り消されていたようでした。

ステロイド剤の抗炎症作用よりも免疫抑制作用の方が強く出たために肺炎が増悪したと思われ、その結果を踏まえ当クリニックとしましても吸入ステロイド薬の使用は行わないよう方向転換しました。

デキサメタゾンもステロイド剤で、ステロイド剤には免疫抑制作用以外にも色々と副作用がありますが、重症化した患者さんに対しては抗炎症作用が最優先され、ある程度の効果が認められているため使用されています。

人間の身体が方程式を解くように行った治療が何でも上手く行くのであれば、こんな簡単な事はありませんが、効果があると思って行ったのに上手く行かない事もあれば、それほど期待していなかったことが意外と効果を認めたという事もありますし、似たような症状に同じような治療をしても違った結果になる事もあるなど、人によって全て対応が異なってきます。

まだまだ分からない事も多いですが、分からない事があれば調べたりもしながら皆さんの健康のお役に立てるように研鑽していきたいと思っています。
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