かねしろくりにっく

かねしろクリニック

〒560-0011 豊中市上野西2丁目20-27
エスコート本田1F
スタッフブログ
UPDATE: 2021-01-22 11:54:11
海外で新型コロナウイルス感染症患者に対してオゾン療法を行って効果があったという報告があったため、多くの人に受けていただくために昨年4月から採算度外視で1回5000円(税抜)で施行させていただいていましたが、新型コロナウイルス感染症は稀に急激に重症化する例がある事には注意が必要ですが、50代以下で基礎疾患の無い人ではほぼ普通の風邪と同じように治る病気であることが分かりましたので、特別価格を昨年末で終了させていただきました。

一昨年、オゾン療法を「血液をオゾンで洗う」「血液をオゾンでクレンジングする」「オゾンで浄化された血液を戻す」「ドロドロ血液をサラサラに」などの誤った表現で女性の関心を引き、芸能人を広告塔にして高額の施術料を取っている施設が問題になりましたが、実際にはオゾンで血液を洗ったりクレンジングしているわけではありませんが免疫活性化作用、循環改善作用などは認められていて、実際に効果がある人が居るにも関わらず批判ばかりが殺到してしまいました。

当クリニックでもオゾン療法を行うことによって花粉症症状が改善して抗アレルギー剤が要らなくなった方も居ます。

日本では保険適応がされていないこともあり当然、医療用オゾン発生装置は作っていませんので、当クリニックでは全てドイツ製のオゾン発生装置と器具を輸入して使っていますので、どうしても施術料がやや高額になってしまい、以前は1回13000円(税抜)で行っていしたが、それでも少しでも多くの人に受けていただけるように1回10000円(税抜)に改訂させていただきました。

オゾン療法は1900年初頭、ドイツで発祥して以来ヨーロッパではすでに広く知られている治療法でドイツ、キューバなどでは保険適応となっていて、フランス、オーストリア、イタリア、スイス、ロシアなどで実施されています。

イギリスでは101歳まで長生きしたエリザベス女王の実母が定期的に血液オゾン療法を受けていた事も知られています。

日本では保険適応になっていませんが1923年に尾川正彦氏がドイツに先駆けて医療用オゾン発生器を発明し九州大学を中心にオゾン療法が広がり昭和13年には日本大学駿河台病院にオゾン科が開設されるほどでした。

第二次世界大戦中もオゾン療法は軍を中心に盛んに行われていましたが、終戦後は日本大学駿河台病院オゾン科は閉鎖されてオゾン療法の研究は途絶えてしまいましたが、日本大学駿河台病院オゾン科でオゾン療法に携わった方によって多くの人にオゾン療法は続けられ、中には多数の知識人も居て作曲家の古賀政夫さんやノーベル文学賞受賞者の川端康成さんもオゾン療法を受けていたそうです。

1994年に当クリニックも所属する「日本医療オゾン研究会(現 日本医療・環境オゾン学会)」が設立されて以来、オゾン療法の調査研究と普及が本格的に展開されてきました。

オゾン療法とはオゾンを血液に触れさせるなどして出来た反応生成物が一連の働きをして効果を出します。

例えば、免疫細胞を刺激して免疫を活性化させます。

身体そのものが持つ抗酸化性酵素などを増加させて身体を活性化し、慢性の炎症性疾患を含む病気などに効果が期待されます。

血液の循環が刺激されるため循環不全の治療にも用いられ、血流が増加することで酸素が栄養素を更に組織に与え、生体機能の再活性化が期待されます。

痛みのある部分に皮下注射を行うと強い抗炎症作用によって痛みが緩和されます。

オゾン療法は

①急性 あるいは慢性的な副作用がない

②Neuro-endocrine 系の促進による患者の QOL 改善

③神経細胞保護作用

④抗酸化系酵素活性 、HO-1 および HSP-70 の増加

⑤血液循環の改善(虚血組織への酸素運搬増)、NO、CO および赤血球 内 2,3-DPG レベルの増加

⑥血液循環改善による一般的な代謝の亢進

⑦DNA修復機能の亢進

⑧免疫系のマイルドな活性化と成長因子等の遊離

⑨炎症反応の抑制(NFκB の活性化を抑制)

などの作用を持つとされていて、 オゾン療法は様々な疾患に対して使用されています。

オゾン療法が人の癌の治療にも効果があるかどうかは世界中の医師が試みていますが、癌を治療するまではいたらず、患者の延命効果と終末期のQOL改善例が報告されています。

全ての人に有効とは限りませんが、ドイツの医学誌に「副作用率は統計的に0.0007%で、それも極めて軽いものだった」と報告されていて、現代西洋医学医療に対し相補的で安全性の高い治療法です。

オゾンは腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒な気体で大気中にもごく低い濃度で存在している反面、フッ素に次ぐ強力な酸化作用があり、殺菌・ウイルスの不活化・脱臭・脱色・有機物の除去などに用いられます。

新型コロナウイルスに対しても有効という報告があり、当クリニックでもオゾンによる空間除菌も行っています。

オゾンは有機塩素化合物を生成しないため、処理後の水にも残留せず、塩素と比較して味や匂いの変化が少ないため、いくつかのシステムでは配管での細菌増殖を防ぐために少量のオゾンを添加することもあり近年、東京都水道局、大阪市水道局、阪神水道企業団、大阪広域水道企業団等で水道水の殺菌の一環として用いられていて、追随する自治体等も増えてきています。

オゾンは高濃度では猛毒で急性中毒では目や呼吸器が刺激され、高濃度になるにつれて咳やめまいが引き起こされ、さらに高濃度になると呼吸困難や麻痺、および昏睡状態になり、放置しておけば死亡し、慢性中毒では倦怠感や神経過敏など神経の異常や、呼吸器の異常を来たします。

どんな物質も高用量では有害事象をもたらしますが、ホルミシス現象といって化学物質による毒性では有害事象をもたらすにも関わらず低用量では逆に有益に作用することもあり、オゾン療法はホルミシス現象を利用していると言えます。

必ず予防効果があるとは断言できませんが免疫活性化は期待できると思いますので、希望される方は受診してください。

何卒、宜しくお願いします。
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