紅葉の季節到来です!!紅葉狩りやウォーキングに出かけてみませんか?
今回は京都市外に目を向けてみました!!
お茶処でお馴染みの宇治周辺です。
宇治も歴史が深く、お茶だけではない魅力をご紹介しますね。
【興聖寺(こうしょうじ)】
まずは宇治の興聖寺をご紹介します。興聖寺の参道は、脇を流れる谷川のせせらぎが琴の音に似ていることから琴坂と呼ばれています。琴坂は約1キロメートルのゆっくりとした傾斜です。紅葉の名所として知られる琴坂の風景は、昔から多くの人に親しまれてきました。隠れた紅葉のスポットです。
京阪宇治線「宇治」駅より徒歩約10分。またはJR奈良線「宇治」駅より徒歩約17分。
【縣神社(あがたじんじゃ)】
続いては、宇治の平等院鳳凰堂の南門近く、鬼門にあたる場所に、平等院の守り神である縣神社があります。平等院の建設が1052年で、それよりも以前からこの神社は地主神とされていましたから、1000年近い歴史があります。太陽神である天照大神の孫にあたるニニギノミコトが、天照大神に命ぜられ、国を治めるために天から降臨、その時、1人の美女をご覧になり、その娘を妃にしました。
すると姫命は一夜にして子供を授かったので、ニニギノミコトは「私の子ではないのではないか?」と疑いました。
姫命は、「天神の御子なら、たとえ火の中でも無事に産めるでしょう」と、産室に火をつけ、それでも無事に子を産むことができたと伝えられています。このような伝説から、家運隆盛、結婚、良縁安産の守護神と敬われています。それにしてもすごい伝説ですよね!!
いつも観光客で賑わう宇治橋西詰には、大きな鳥居があります。お茶屋さんやお食事処が並ぶところは平等院の参道ですが、鳥居が建っている「あがた通り」は縣神社の参道だそうです。
【宇治橋(うじばし)】
お待たせしました!宇治といえばやはり宇治橋ですよね。宇治橋(うじばし)が初めて架けられたのは、646年(大化2年)と伝えられ、日本最古の橋といわれています。
「瀬田の唐橋」と「山崎橋」とともに日本三古橋の一つで、とても歴史のある橋なんですね。
現在の橋は、1996年(平成8年3月)に架け替えられたものです。以前は朱色だったので工事が終了した後も「いつになったら色塗らはるんやろ~?」という声も聞かれていたようです。
長さは155.4m、幅25m。
下を流れるのは宇治川。
琵琶湖から流れ出た川は、瀬田川、宇治川、淀川と名を変えて大阪湾に注いでいて、日本三急流の一つです。紫式部像もあり源氏物語ミュージアムにも足を運んでみるのもいいですね。
今回は宇治を少しだけご紹介しました。
この秋のみなさんのお気に入りはどこですか?