旧正月について
あけましておめでとうございます!!
年の初めということでお正月のことについて…と思ったのですが、お正月は皆さんご承知の通り。ですので、今回は旧正月について考えてみたいと思います。
旧正月とは?!
旧暦の正月のことを指します。旧暦は太陽太陰暦を使用しており、この旧暦に基づいて正月を祝っていたのですが、明治6年に改暦されてからは1月1日を正月としたため、旧正月をお祝いする地域は一部を除いて少なってしまいました。 ちなみに今、私達が暦として使っているのは「太陽暦(グレゴリオ暦)」と呼ばれるものです。ニュースでも取り上げられている、爆買い。これにも旧暦が関係しているようです。中国から日本へ旅行に来る人口が最も多い時期は、中国の旧正月にあたる時期だそうで、大型連休があるため、日本への旅行者が増えるそうなのです。旧正月は毎年日付が変わり、2017年の旧正月は1月28日だそうですよ。神戸の南京街へ出掛けるのも楽しいですよ。
いつもとは違う賑わいを見せてくれるはずです。
日本では旧正月を祝うことが少なくなりましたが、アジア各国ではまだまだ旧歴の旧正月にお祝いをしているところが沢山あるようですよ。
アジア各国のそれぞれのお正月の呼び方や儀式とは…
中国では「春節」といい、一年で最も大切な祝日です。旧正月の前日(大晦日)には花火や爆竹が派手に打ち上げられ、新年を華々しく迎えるそうです。お隣の国、韓国では「ソルラル」と言うそうで、両親や親戚などお世話になった人へ贈り物を贈ったり、故郷に戻り韓服を着て伝統行事を行うところもあるそうです。
ベトナムでは「テト」と言われ、家の中を花で飾る風習が各地にあります。そのため旧正月が近くなると花市が多く開催されるそうです。親族が集まってお酒やご馳走を食べながら新年を迎えるようです。楽しそうですね。
中国系の方々が多く住むブルネイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールでも旧正月を祝うそうです。今も昔も人々は新年を新しい気持ちで迎えようと様々な文化や風習を行ってきたのですね。
今年もどうぞ良い年でありますように…